社会貢献・町おこし

おのくん全国を巡る旅プロジェクト(第一弾:おのくん四国へ)

おのくんをとおして、小野仮設のコミュニティを守ること、全国の里親さんと交流する場づくりにご協力ください。
カラフルモンキー「おのくん」は、宮城県東松島市「小野駅前応急仮設住宅」の人々の、住処であった東松島の復興を願って生まれた靴下を使って作ったキャラクターです。「めんどくしぇ」とぼやきつつ、1人でも多くの人に東松島に来てほしいという思いが込められています。

更新日 2016.10.25
集まっている金額
¥131,000

6.5%

おのくんが四国に行くじょ!

おのくんを応援してくれるところは沢山あるんだけど
まずは、震災後からずっと小野駅前住宅を応援してくれている
四国へ行きたいじょ

小野駅前応急仮設住宅と「おのくん」

東松島市内に、一つの仮設住宅があります。それが、現在80世帯、約200人が生活する小野駅前応急仮設住宅(以下、小野仮設)です。子育て世代の家族は少なく、子どもの姿を見る機会は多くありません。そのため、子どもがはしゃぐ笑い声やふざけた子供をしかる親の声もほとんどない静かな仮設住宅でした。その小野仮設の入り口には、30畳ほどの集会所があります。特になにもなければ、静かな集会所だったでしょう。

しかし、この集会所には、仮設住宅に住む人だけでなく、たくさんの人が訪れるようになりました。理由は、なんとも言えない愛らしさで慕われるようになった「おのくん(ひと針、ひと針、靴下から手作りされるおサルの人形:ソックモンキー)」を求める人(里親さんと呼ばれています。)が、大人から子供まで、連日200人ほどの人が訪れる場所になったからです。2014年には、でっかいおのくん(きぐるみ)も完成し、東松島を離れ、関東や地方へ、支援に対する感謝の思いを込めて出かけています。そして、イベントなどへ参加すれば、おのくんを目当てに、行列ができるようにもなっています。おのくんのFacebookページには10000人を超える人がいいねをして応援しています。このおのくんが、どこかさみしくなった東松島に、あたたかい人を呼び寄せています。

そんな賑わいがあるこの集会所に、おばあちゃんが、お茶を飲みに来たり、時には「おのくん」づくりのお手伝いをしたりと、人と触れ合う時間を楽しむようになりました。

仮設住宅からの立ち退き勧告?

2014年のある日、それは突然でした。東松島市より仮設住宅からの立ち退きを打診されました。生活再建もままならない状況の中、期限が示され不安を抱えた住民の皆さんが、話し合いをはじめ、市との相談を行いました。半年にも及ぶ相談の結果、小野仮設は、規模を縮小して存続する事になりましたが、小野仮設の住民のみなさんにとって、永住できる家ではない事、あくまで仮設住宅だったということを、改めて感じさせるできごとでした。80世帯が22世帯へと縮小されることで、3年間過ごした場所を離れていく方々がいます。お互いに励まし合いながら作り上げてきた一つのコミュニティに、変化が訪れようとしています。離れるさみしさと、送り出すさみしさ、変化する生活への不安があります。

しかし、このことを機に、やはり、将来永続的な自身の生活を取り戻さなくてはという思いが生まれたと、小野仮設のおかあさんたちは考えています。

ずっと守っていきたい人とのつながりと安らぎの場

小さな仮設住宅でしたが、「おのくん」の誕生を機に、たくさんのご縁ができました。里親さんが増えるだけ、人との出会いが生まれ、交流が生まれる。おのくんの誕生日を祝うイベントを企画すれば、全国各地から1000人を越える人が訪れてくれる。 「ほんとにうれしい。みんなにありがとう(方言で)」
そして、訪れてくる人と談笑することを楽しそうにしているおばあちゃんたち。小野仮設は、そんな場所になっていました。

「この小野仮設は、いずれはなくなってしまう。。。」
「だから、ずっと、こんな場所を残したい。つくりたい。」
「里親さんが、おのくんと一緒にきてくれる場所を。。。」
「新しく里親さんになってくれる人が立ち寄れる場所を。。。」
おかあさんたちは、そう強く思うようになりました。

「おのくん全国を巡る旅」プロジェクトが目指すこと

・第一弾として、四国の里親さん達に会いに行くこと
・最終的に全国47都道府県の里親会を巡る旅を実現すること
・里親さんとの出逢いの場所、交流を深めること
・小野仮設の住民の皆さんのコミュニティをまもること
・おのくんと関わることで、子どもから大人まで、みんなを笑顔にすること

「おのくん全国を巡る旅」プロジェクト 第一弾の費用:200万円

おのくんプロジェクトを盛り上げて下さる方、関わり方は様々です。
夢を一緒にみていただける方は、こちらからご支援をお願いします。

【活動報告 おのくん徳島初上陸】

おのくんがはじめて四国は徳島へ行くことが出来ました。
まずはここにご報告を!
また次のプロジェクトが進んでいます
追って報告させて頂きます

空の駅がfacebookページにて生まれました。 今後はこちらにもいろいろなことをお伝えしていけるように 日々前進していきますね。

onokun

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